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冬物衣類の管理方法 虫食い対策と収納テク

衣替えは季節の変わり目、一般的には6月と10月に行うことが多いかと思います。冬物衣類を出してみたら、虫食い穴が開いていてショックを受けた経験がある方も多いのではないでしょうか。今回は冬物衣類の虫食い対策と収納テクをご紹介します。

虫食いが発生する原因

そもそも虫食いはどうやって発生するのでしょうか。犯人となるのは主に「カツオブシムシ」と「イガ」という小さな虫です。これらの虫はもともと室内にいるわけではなく、外出時の衣類や洗濯物に付着して、気づかないうちに家の中に持ち込まれます。そして、冬から春にかけてさなぎから成虫になり、一日に数百個の卵を産むといわれています。この卵が孵化し、幼虫が衣類を食べて穴を開けるのです。

冬物衣類をしまう時期は?

虫食いの原因となる害虫は、暖かくなると動きが活発になります。湿度が高い梅雨時期は、害虫が好む環境であり注意が必要です。そのため、害虫の動きが活発になり卵を産み始める前、GWまでに衣替えを済ませるとよいでしょう。

衣替えの前にやっておくことは?

皮脂や汗、汚れがついた衣類は害虫のエサになります。きちんと洗濯してしっかりと汚れを落としておきましょう。とくに冬物衣類は、一度しか着ていないとそのまましまっているということもよく聞かれます。目に見えなくても汚れが付着していることも多く、冬物衣類の素材によく使われるウールやカシミヤといった動物性繊維は害虫の大好物なので、一度でも袖を通した服はしっかり洗ってからしまいましょう。

かさばる冬物衣類の収納テク

衣類を立てて収納する

ニットなどは型崩れしやすいため、たたんで収納しましょう。そのときに立てて収納すると衣類の出し入れがしやすくなり、しわや型くずれも防げます。衣類を食べる害虫は暗い場所を好むため、下方へ移動することで虫食い被害を最小限にとどめることができるでしょう。

圧縮袋を活用する

かさばるセーターなどの厚みのある衣類は、圧縮袋を使うのもおすすめです。詰め込み過ぎてしわにならないように気をつけましょう。しっかりと密閉することで害虫の侵入も防げるので、虫食い対策にも効果的です。

大切な衣類の管理方法をご紹介しました。ちょっとしたお手入れをするだけで、虫食いも防止でき、衣類が長持ちします。衣替えを機に持っている衣類を見直し、着ていないものがあったら、リサイクルショップやフリマアプリに出すのもいいでしょう。収納スペースに余裕ができれば風通しもよくなり、湿気対策や防虫対策にもつながります。