新しい環境になるタイミングで、パートナーとの「同棲」を考えている人もいるのではないでしょうか。二人暮らしの費用や間取りなど、気になることがたくさんありますよね。同棲を始める前に考えておくことをご紹介します。
費用について
一人暮らしと二人暮らしでは、必要な部屋の広さも生活費も変わります。支払方法や割合も含めて話し合っておくといいですね。
家賃
東京23区内の1LDKの平均家賃は約12万円、23区外だと約8万円になり、地方だともっと安くなります。一般的に、家賃は手取り額の25~30%程度が良いとされているので、二人の合計手取り額が50万円なら、家賃は12.5~15万円が目安となります。実際はもう少し家賃の割合を抑えている人が多いようです。
初期費用
賃貸契約には、入居前に「敷金・礼金」や「仲介手数料」、「鍵交換代」などの初期費用がかかります。おおよそ家賃の5~6か月分が必要なので、事前に準備しておきましょう。最近は、礼金なしや仲介手数料半額という物件や不動産会社のキャンペーンもあるので、少しでも初期費用を抑えるためには、こまめに情報収集することが大切です。
生活費
生活費も、暮らす地域や年代、収入によって相場は異なります。収入の違いや生活の優先順位など、それぞれの価値観や考えもあるでしょう。お互いに気持ち良く暮らせるように、同棲後のお金の分担については、事前にきちんと話し合っておきましょう。
間取り・インテリアについて
ライフスタイルなどによって、それぞれ適した間取りは異なります。
間取り
同棲する新居の間取りとしては、1LDKの人気が高めです。LDK部分+寝室の間取りで適度な広さがあり、築浅物件が多いのが理由のようです。趣味や仕事など、家でも一人の時間を確保したい二人なら、2LDKもおすすめです。比較的家賃が高めなので、予算との兼ね合いを検討しましょう。面積の広いワンルームという選択肢もあります。開放的な空間を自分たちで自由にレイアウトするのもいいですね。
インテリア
広くなった部屋を、二人の好きなインテリアでコーディネートする楽しみもあります。ダイニングテーブルやソファ、ベッドなど、部屋の広さに合わせて、二人暮らしの生活に買い足すと良いでしょう。
二人でしっかり話し合って、お互いが協力しながら、無理なく楽しく暮らせるかたちがきっと見つかるはずです。