ホテルのようなおしゃれで落ち着いた空間を目指したいけれど、難しそうに感じていませんか?ちょっとしたポイントに留意するだけで、「ホテルライク」な空間を作り出すことができます。具体的にご紹介しましょう。
生活感を排除する
ホテルライクな空間づくりにおいて大切なことは、できるだけ「生活感」を出さないということです。生活の中ではさまざまなものが必要なのですが、そのまま目につく場所にあると、すぐに生活感であふれ、ホテルのような上質な雰囲気にはなりません。だからといって、日常的に不便を感じるようでは続かないので、収納をうまく利用し、使い勝手も良くすっきりと整理整頓された空間になるように心がけましょう。見た目の美しさだけではなく、掃除もしやすくなります。
統一感をもたせる
床や壁、家具などの色やデザインなど全体的に「統一感」をもたせると、おしゃれで上質な空間を演出することができます。落ち着いた色味をベースに、使用する色を2~3色にすると効果的です。
素材にこだわる
落ち着いた雰囲気を意識してシンプルになり過ぎないように、素材には上質で高級感のあるものを選ぶと良いでしょう。
照明を上手に活用する
照明は明かりの役割だけでなく、空間のイメージを左右する大切なポイントです。シーリングライトなどの主照明と、ブラケットやスタンドライトなどの間接照明を併せて設置することで、温かみのある柔らかい雰囲気をつくることができます。必要に合わせて調整できるように、調光スイッチの付いた照明器具を用いるのもおすすめです。
シンメトリーに配置する
シンメトリーは左右対称のことで、整然とした印象と美しさから、多くのホテルで採用されています。小物から揃えてみると、取り入れやすいでしょう。
部屋別のコーディネート
リビング
長く過ごすことが多いため生活感が出やすい場所ですが、すっきり広々と見せることでホテルライクな印象になります。間接照明を利用したり、統一感を意識した空間づくりをすると有効です。
寝室
ホテルのベッドルームのような、清潔感と居心地の良さを目指しましょう。色を抑え、上質な寝具を取り入れることでより近付くことができるはずです。
洗面所
どうしてもものが多くなってしまう場所なので、しっかりと収納スペースを確保することが大切です。清潔感が保てるように、こまめなお掃除も心がけましょう。
ホテルのようなくつろぎの空間は、すっきりと整理された清潔感のある空間から生み出されます。それは、暮らしやすい空間ともいえ、気持ちの良い家となるでしょう。