面接の際、最後に「何か質問はありますか?」と聞かれますが、何を聞いても良いわけではありません。「何を聞いても良い」と勘違いしてNGな逆質問をしてしまうと、面接官にマイナスの印象を与えてしまいます。
NGな逆質問を知っていれば、最後の質問でマイナスな印象を与えるのを防ぐことが可能です。
ここでは、面接官に「何か質問はありますか?」と聞かれた際のNGな逆質問について解説します。
1.すぐに確認できる情報についての質問
インターネットですぐに確認できるような情報について逆質問するのはNGです。面接官に「勉強不足」「うちの会社について調べていない」と思われてしまいます。
以下のような逆質問はやめましょう。
- ・どのような商品を取り扱っているのでしょうか?
- ・支店はどこにあるのでしょうか?
- ・昨年の売上高・利益を教えてください。 など
このような情報は、ホームページやIR情報を見るなどして事前に把握しておくべきことです。間違っても逆質問で聞かないようにしてください。
2.自信のなさを表す質問
面接で自信のなさを表すような逆質問をしてもいけません。「自信がなく頼りなさそう」「本当にうちで働きたいと思っているのか?」などのマイナスな印象を持たれてしまうからです。
そのため、次のような逆質問はやめてください。
- ・どのような研修を受けられますか?
- ・入社したらどのくらい勉強が必要ですか?
- ・多くの知識が身につきますか?
- ・ノルマが未達成だとどうなりますか? など
他にも応募者がいる中で、自信のなさが伝わるような人を採用する企業はほとんどありません。心で思っていたとしても、口に出して質問してはいけません。
3.給与など待遇面に関する質問
給与や休日など、待遇や福利厚生に関する質問は最小限に抑えた方が、面接の印象は良くなるでしょう。「給与や残業で仕事先を決めているのでは?」「仕事内容にはあまり興味がないのでは?」と思われてしまうからです。
次のような逆質問は控えましょう。
- ・休日はきちんと取得できますか?
- ・残業時間の平均はどのくらいですか?
- ・家賃補助はありますか? など
できるだけ求人票やIR情報などから事前に情報を調べておきましょう。
まとめ
面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた際は、すぐに確認できる情報についての質問や自信のなさを表す質問、給与など待遇面に関する質問はしないようにしましょう。
最後の質問によるマイナスな印象を防ぐことで、採用可能性を高めることが可能です。今後、面接を予定している方は、ぜひ参考にしてみてください。