マンション退去を考えていて、退去連絡方法や引っ越しの流れを詳しく知りたい方は多いでしょう。退去連絡方法や引っ越しの流れを知っていれば、退去・引っ越しをスムーズに進められます。
ここでは、マンションの退去連絡方法と引っ越しの流れについて解説します。
1.マンションを退去する時の連絡方法
マンションを退去する場合は、大家さんまたは管理会社に退去連絡をしなければなりません。退去する旨を相手に知らせ、賃貸借契約を解約するためです。
物件によって退去連絡先は異なりますので、事前に確認しておく必要があります。
また、一般的に退去連絡は退去日の1ヶ月前までに連絡しないといけないことが多いですが、地域によっては2〜3ヶ月前の連絡が必要です。もし、1ヶ月前までの連絡であれば、退去日が4月1日の場合は、3月1日より前に連絡しなくてはなりません。
連絡の際は「●月●日で退去したいです」と伝えれば、大家さんか管理会社が今後の流れを教えてくれます。
2.引っ越しまでの流れ
マンション退去から引っ越しまでの流れについても押さえておきましょう。流れを把握していれば、逆算してスケジュール立てができます。
2-1.退去連絡
まずは、前述のとおり大家さんもしくは管理会社に退去連絡をします。
2-2.退去届などの提出
大家さんまたは管理会社から退去届(解約通知書)が届くため、名前や連絡先、引っ越し理由などの必要事項を記入して提出します。
2-3.引っ越し日の連絡
引っ越し日が決まったら、大家さんもしくは管理会社に連絡をします。また、その際に退去立ち会いの希望日程も伝えましょう。
2-4.引っ越し
退去前の掃除をして、引っ越し作業を行います。部屋にクリーニングは入りますが、適度に掃除をしておきましょう。
2-5.退去立ち会い
大家さんや管理会社の担当者と一緒に部屋の状態を見ます。傷や汚れがあり、修理費用がかかるものを確認します。退去立ち会いが終わったら、鍵を返却します。鍵返却後は、部屋の中に入ることはできません。
2-6.敷金精算
原状回復費用が入居時に支払った敷金より高ければ追加請求が発生しますが、原状回復費用より敷金が安ければ差額分が戻ってきます。
2-7.新居生活
引っ越し先での生活がスタートします。
まとめ
マンションを退去する際は、連絡先や連絡時期をあらかじめ確認しておきましょう。また、逆算して引っ越しスケジュールを立てるとスムーズです。引っ越しが決まった場合は、すぐに大家さんや管理会社に連絡するなど、早めに行動しましょう。