JR山手線
新大久保駅
品川駅
JR中央線(快速)
中野駅
JR中央・総武線
西荻窪駅
阿佐ケ谷駅
高円寺駅
中野駅
東中野駅
大久保駅
西武池袋線
東長崎駅
練馬駅
中村橋駅
富士見台駅
西武有楽町線
練馬駅
西武新宿線
中井駅
新井薬師前駅
沼袋駅
野方駅
井荻駅
上石神井駅
武蔵関駅
京王線
八幡山駅
京王井の頭線
高井戸駅
京急本線
品川駅
東京メトロ丸ノ内線
新宿御苑前駅
西新宿駅
東高円寺駅
新高円寺駅
南阿佐ケ谷駅
中野富士見町駅
東京メトロ日比谷線
六本木駅
東京メトロ東西線
中野駅
落合駅
東京メトロ千代田線
赤坂駅
乃木坂駅
都営大江戸線
六本木駅
西新宿五丁目駅
落合南長崎駅
都営新宿線
曙橋駅
お客様の声 税金コラム 各種申込書 不動産会社様専用 当社のお客様専用

近年、新築マンションの管理費や修繕積立金が上昇しています。管理費や修繕積立金は毎月支払うものなので、購入者にとっては非常に大きな問題です。

ここでは、管理費や修繕積立金がどれくらい高くなっているのか、その理由は何なのか確認していきましょう。

管理費や修繕積立金は近年上昇傾向

首都圏の新築マンションは、管理費や修繕積立金が近年上昇傾向となっています。東京カンテイによると、管理費は2015年以降5年連続、修繕積立金は2016年以降4年連続で上昇しています。

●管理費の平均坪単価
・2010年:16,116円
・2011年:15,813円
・2012年:15,633円
・2013年:15,807円
・2014年:15,104円
・2015年:15,567円
・2016年:16,089円
・2017年:16,815円
・2018年:17,838円
・2019年:19,085円

●修繕積立金の平均坪単価
・2010年:6,410円
・2011年:6,527円
・2012年:6,644円
・2013年:6,821円
・2014年:6,751円
・2015年:6,744円
・2016年:6,938円
・2017年:7,286円
・2018年:7,471円
・2019年:7,826円

管理費は5年で約3,500円、修繕積立金は4年で約900円も高くなっていることがわかります。2010年から2019年で見ても、管理費と修繕積立金合わせて約4,400円も上昇しています。

修繕積立基金についても2015年以降5年連続で上昇しており、10年間の上昇率は44.7%(419,913→607,811円)にもなります。

また、戸数規模別の管理費は、50戸未満が高く、200〜300戸以上のマンションだと安くなる傾向があります。ただし、500戸以上になるとタワーマンションであることが多いため、必ずしも戸数が多いことが、管理費・修繕積立金の安さにつながっているわけではないようです。

管理費・修繕積立金が上昇している理由

管理費や修繕積立金は、新築マンション価格と連動しています。以下は、首都圏新築マンションの価格(坪単価)推移になります。

・2010年:235.7万円
・2011年:231.2万円
・2012年:233.3万円
・2013年:240.4万円
・2014年:242.8万円
・2015年:269.5万円
・2016年:280.6万円
・2017年:296.5万円
・2018年:312.5万円
・2019年:328.2万円

上記のとおり、2015年以降、価格は大幅に上昇しています。

管理費や修繕積立金が高くなった理由は、以下2点あります。

・大手デベロッパーのシェアが拡大してハイグレードマンションが増えた
・建築費用や人件費高騰により、維持管理のコストも高くなった

ハイグレードマンションは維持管理コストが高くなるため、管理費や修繕積立金は一般的なマンションより高くなります。また、業界全体のコスト高の影響を受けて、維持管理費用も値上がりしたことが考えられます。

このような理由から、新築マンションの管理費・修繕積立金の金額が年々上昇しており、費用負担が大きくなっています。

管理費や修繕積立金が一気に安くなることは考えにくいため、今後もしばらくは上昇または横ばいで推移しそうです。