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新築マンションの面積が狭くなっていることをご存知でしょうか。同じ3LDKでも10年前の物件と現在の新築マンションでは広さが違います。一昔前であれば2LDKのサイズで3LDKが販売されているケースもあります。

なぜ新築マンションの面積が狭くなっているのか、理由について確認していきましょう。

近年、新築マンションは狭くなっている

近年、新築マンションは面積が狭くなっています。マンションの市場調査を行っているトータルブレインによると、首都圏の新築マンションはリーマンショック以前は80㎡以上の物件が3割超ありましたが、現在は1割強にとどまっています。

80㎡以上の物件が少なくなった代わりに増えているのが60㎡台の物件です。2007年に約16%だったのが、2019年には約23%まで増加しています。

また、不動産経済研究所によると、首都圏マンションの専有面積の平均値は以下のように推移しています。

・2009年:70.60㎡
・2010年:71.00㎡
・2011年:70.46㎡
・2012年:70.43㎡
・2013年:70.77㎡
・2014年:71.16㎡
・2015年:70.80㎡
・2016年:69.22㎡
・2017年:68.81㎡
・2018年:67.58㎡
・2019年:67.69㎡

年々面積が狭くなっているのがわかります。新築マンションのサイトなどを見ても、50㎡〜60㎡程度の3LDKを販売しているケースは多いです。一昔前なら2LDKのサイズですが、現在は3LDKで販売されています。

当然、各スペースは狭く、LDKで10帖程度なので子供がいる場合は窮屈です。

狭くなっている理由

最近の新築マンションが狭くなっている理由は、用地代や建築費用、人件費が高騰する一方で、購入者の予算はほとんど変わっていないからです。不動産業者はコストが高くなった分、価格を値上げすると売れなくなってしまうため、面積を狭くするのです。

そうすれば、同じ間取り・同じ価格で売ることができます。

狭くなっている場所

間取りは同じでも面積が狭くなっているため、さまざまな部分がコンパクトになったり、消滅しています。たとえば、収納スペースです。和室がなくなったことで押入れがなくなり、居室のクローゼットもコンパクトになっています。

なかには、ウォークインクローゼットと謳いながら、ほとんど身動きができない物件もあります。

また、リビング横の洋室を引き戸にして開放感を作り、少しでも広く見せている物件も少なうありません。

さらなる面積の縮小もありえる

土地代や建築費用などマンションの原価が高騰をすれば、さらなる面積の縮小もありえます。むしろ、縮小傾向が続いているため、面積が拡大傾向へと変わるのは考えにくいでしょう。

今後、より面積が狭くなる可能性があるため、新築マンションを購入するのであれば早めに決断してみてもいいでしょう。