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そもそも重説(ジュウセツ)って何?と思う人のほうが多いと思います。
重説とは主に不動産業界で使われる略語になります。重要事項説明のことを略して重説と言っています。重要事項説明とは不動産会社が不動産の売買契約および賃貸契約における大事な重要事項をお客様(購入者/賃借人)に説明することです。これは宅地建物取引業法第35条で売買契約・賃貸借契約を締結するよりも前に、不動産取引を代理・媒介する(または自ら売主として取引する)宅地建物取引業者が、買主・借主に契約上の重要な事項を説明するように法律で義務付けられています。これを行える人は宅地健物取引士という資格が必要になります。

IT重説(アイティージュウセツ)とは、IT(インターネット等)を駆使して、対面以外の方法で不動産の売買契約および賃貸借契約における重要事項説明のことです。具体的にはインターネットを通じたビデオ通話などで行うことです。2013年(平成25年)に策定された「IT利活用の裾野拡大のための規制制度改革集中アクションプラン」において、インターネット等を利用した、対面以外の方法による重要事項説明について、具体的な手法や課題への対応策に関する検討が行われました。そして2017年10月に賃貸借取引のみ解禁されました。

IT重説のメリット その1

時間の節約です。遠方からでも重説を聞くことができます。重説は不動産会社にもよりますが大体30分~1時間程度が最低でも目安になります。そもそも、不動産会社へ行く往復の移動時間を考えると大きな時間の節約になります。また例えば仕事が忙しい方の場合は、スケジュール調整のため仕事を休むなどの対応が必要になりますが、IT重説の場合は比較的スケジュールが組みやすくなると思いますので仕事を休まなくても対応可能になります。

IT重説のメリット その2

 お金の節約です。今までは対面での重説が義務付けられていたので、かならず不動産会社へ行く必要があります。例えば、北海道の方が東京の物件を契約するには、かならず不動産会社へ行く必要がありました。遠方からの交通費を節約できるのはとても大きいメリットになります。

IT重説のメリット その3

 記録をとることができます。従来の重説だと言ったや聞いてないなどの原因がトラブルを生んでしまうことがありましたが、記録を取っておけばこのようなトラブルは減ると思われます。

IT重説のデメリット

IT重説に関してはITの部分の不具合がないことを想定した場合は、大きな問題はないと思います。しかし、やはり対面とビデオ通話はどちらが良いかと聞かれたら、やはり対面の方が個人的には良いと思います。

今後は賃貸契約だけではなく、売買契約などにも広がると思います。特に売買契約の不動産に関しては海外からのお客様も多く、IT化によって今後業界が大きく変わる可能性があります。しかし、売買契約になると賃貸契約と比べて、金額が大きい為、その分課題もまだまだ多いと思います。