これから都市部での不動産投資を考えていて「不動産投資エリアは東京がいい?」「始めるなら都心を選ぶべき?」など、投資エリアについて疑問を持っている方は多いでしょう。
結論から言えば、不動産投資エリアは東京都市部がおすすめです。人口が圧倒的に多く、高い賃貸需要が見込めます。
ここでは、不動産投資エリアとしても人気が高い東京都市圏の人口面での優位性について解説します。
東京都市圏の人口
国連が発表した2018年度の世界人口予測によると、都市圏別人口ランキングにおいて東京都市圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)が、世界の都市圏の中で最も人口が多い都市圏になっています。
・東京都市圏(日本):約3,700万人
・デリー都市圏(インド):約2,900万人
・上海都市圏(中国):約2,600万人
・サンパウロ都市圏(ブラジル):約2,200万人
・メキシコシティ都市圏(メキシコ):約2,200万人
人口増加率は、中国やインドの方が高いですが、世界的に見ても東京都市圏には非常に多くの人口が集まっていることがわかります。
2030年の都市人口予測
国連の世界人口予測では2030年の都市人口推計も出していて、1位〜5位の都市は以下の通りです。
・1位:デリー都市圏(インド)約3,900万人
・2位:東京都市圏(日本)約3,660万人
・3位:上海都市圏(中国)約3,290万人
・4位:ダッカ都市圏(バングラディッシュ)約2,810万人
・5位:カイロ都市圏(エジプト)約2,560万人
1位はデリー都市圏で、上海都市圏の人口も大幅増となっていますが、それでも東京都市圏は世界2位の人口規模の予測です。
東京には多くの人口が集中している
上記の通り、東京都市圏の人口は非常に多く、世界的に見てもトップクラスです。インドや中国は人口が10億人を超えていて、1.2億人の日本とは母数が圧倒的に違います。だからこそ、東京都市圏にいかに人口が集中しているかがわかります。
日本の人口は約1億2,500万人なので、日本の人口の約33%が東京都市圏に集中していることになります。人口やお金、都市機能が集約された東京都市圏は、少子高齢化・人口減が進む日本の中でも高い賃貸需要が見込めるエリアです。山手線内側や駅近など、投資エリアを限定すれば、空室リスクも軽減できるでしょう。
まとめ
ここで紹介したように、東京都市圏は日本の中だけでなく、世界の都市圏と比較しても人口規模はトップクラスです。日本の人口の約33%が東京都市圏に集まっています。
人口が多いエリアは高い賃貸需要が期待できるため、不動産投資を始めるなら東京都市圏、その中でも中心となる都市部がおすすめです。
ぜひ、不動産投資エリアを決める際の参考にしてみてください。